2010/10/30

「お嫁さん候補があらわれた!コマンドは?」のアクティベーションが1年間に3回しかできなかったりいろいろヒドい件について

昨日のエントリーでも触れた「お嫁さん候補があらわれた!コマンドは?」が手元に届きました。パッケージ表面にすら、アクティベーションに関する説明はなし。表面を正面から見た場合の下側横面に「Alpha Activation認証を行うためインターネット接続できるWindowsパソコンやPDA、もしくはi-mode、Yahoo!ケータイ、EZwebにアクセス出来る携帯電話が必要になります」という説明とそのサービスロゴがわずかに記載されているだけ。1年間に3回という制限については言及されていません。 そんなにこの情報の重要度って低いですかね…?

加えて、その説明書きの続きでは「無許諾でのゲームソフトの中古販売を禁止します」ときましたよw FAQでは「中古屋は買い取りしてくれるのですか?」の問に対し、「A.中古取扱店の判断よるところも大きいですが、過去のタイトルでは認証回数制限期間の終了後は、ほとんどの中古取扱店にて買い取りが行われていたようです。ご利用されている中古販売店にお問合せください」と書いてあるのに。これって条件付きで中古販売を認めてることになりませんか? この一貫性の無さは理解に苦しみます。

別にアクティベーションをかけるのはいいんです。中古販売禁止したって、正当性があると思うならそう主張していただいて結構です。それでも、実際にやったらびっくりするほど面白いかもしれませんし、そうだったらこのブログでも「面白い」と書きます。

でも、これらの超・重要情報の告知をおろそかにしているっていう点だけは非難させていただきます。3回という回数は、万一のインストールトラブルや機器故障を考えたら、正規ユーザーにとって絶対に少なすぎます。また、このゲームを買って2~3ヶ月後にクリアしたら売ろうと思っていた人の思惑も裏切っています。現実に中古市場はあるのに。

このゲームの販売元は、製品発表と同時にアクティベーションの具体的運用ルール(今回なら発売後1年間に3回まで)を明示すべきでした。また、リアル店舗での店頭予約、オンラインショップでの受注時に価格と運用ルールを一緒に明記する必要もあったでしょう。もう、あとの祭りですけどね。

ちなみに、こういったアクティベーションをめぐる不誠実な発表を「騙し討ち」と評し、そのメーカー・製品リストを公表されている「エロゲについてのあれこれ」というWebサイトがあったので、大いに参考にさせていただきました。まさに言い得て妙w

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