2009/03/28

麗辱の館、シスターまじっく、茉莉子さん家の性事情が到着

3月27日に発売になった麗辱の館、シスターまじっく、茉莉子さん家の性事情の3タイトルが注文先から到着しました。とりあえず3つともインストールしたところで、まずは麗辱の館に手をつけてみました。

ビックリしたのが、公開されていた体験版第1弾が本編オープニングそのままだったこと。体験版をプレイされた方はご存じかも知れませんが、かなりダイジェストチックな内容で、舞台設定の解決をすっとばしてホントーにいきなりエロの嵐が吹き荒れる構成なんです。正直置いてきぼり感が高く、本編やってても「キョトーン」としてしまいました。

エロゲーの構成上、プレイスタート直後にエロシーンを見せるため回想シークエンスをいきなり持ってくるケースは非常に多いですが、麗辱の館はまったく異なるタイプ。エロシーンを繋ぐ会話シーンでちょっとずつ言及されているキーワードから、背景を想像するタイプといいましょうか…。

例えば冒頭シーン。ヒロイン五姉妹の長女とのエッチシーンがでてくるのですが、その間に「主人公に覗かれていると知りながらわざとオナニーしていた」「そのシーンを主人公が隠し撮りして長女に見せつけた」といった事実が会話でわかるものの、その場はそれでおしまい。そこを回想でみせるとかいった構成にはなってません。

エンディングを見てない段階でいろいろ語るのは尚早ですが、公式サイトの解説を見る限りは周回プレイを前提としているのかな? またエロシーンをテンポ良くドンドン見せるため、ト書き的なシーンをあえて省略しているのかも、といった想像もできそうです。もうちょっと落ち着いてプレイして、どんな展開になっていくか見守りたいと思います。

……といいつつも、さきに「もしもこんなショッピングモールがあったら?!」をクリアせねば…。こちらはいまのところCG開放率50%くらいです。

2009/03/25

2009年4月に購入予定のエロゲー

来月も相変わらず欲しい作品が多く…

4月17日

4月24日
(いずれも製品公式サイトへのリンクです)

このうち現段階で確実に購入したいと考えているのがキミベタとエンドリープ。キミベタをリリースしている13cmは、エロゲーと疎遠だったころでもたまーに作品を買っており、個人的には信頼しているブランド。中でも「あなたと見た桜 ~姉妹妻~」は私にとっていまだエバーグリーンな作品で、1年に1回くらい思い出したかのようにプレイしています。ただその後に出た「仕舞妻」はわりとロコツな分売商法の例として、ユーザーに認知されたようです。僕もその続編(仕舞妻ぶぶづけ)は買いませんでした。

一方エンドリープは、あまり期待せずにプレイしてみたブランド前作「トナリの世界」が思いのほか良かったので再び購入予定。というかその前々作くらいまではLove Juice自体が陵辱系作品ブランドっぽく、まったくといって注目していなかったのですが、ここにきて和姦系へと少しずつ路線変更しているようです。新作は「ハーレム状態へ持って行くのが最終目標」とのことなので期待大。あと黒井恵利子氏の原画も好きでして…。

その他の作品はかなり流動的なのですが、「M」だけはちょっと買ってみようかなぁ…。「主人公受け」の作品てわりと好きなんですよね(笑) 一度も買ったことのないブランドの作品なので、実地検証の意味も兼ねて前向きに検討したいと思います。

2009/03/23

「もしもこんなショッピングモールがあったら!?いきます☆」短評

SQUEEZが3月19日に発売した新作エロゲー「もしもこんなショッピングモールがあったら!?いきます☆」。同日発売の別作品が本命ということもあってあまり期待していなかったんですが、思いのほか楽しくプレイしています。

作品最大の特徴は公式サイト(ミラー)のとおり、50人の女性キャラクターが登場すること。舞台は成人男性しか入れないショッピングモールなのですが、八百屋、おもちゃ屋、精肉店、アロマショップなど50店舗があり、そこに勤務する女性キャラクターが50人。そしてそのお店ならではのエッチなことをしていく…というのがのが大まかな流れです。なお現在のプレイ状況はCG開放率は約25%。50店舗は5つのカテゴリーに分かれているのですが、そのうち1つ(ビバハッスルパークの10店舗)を制覇し、そのほか数店舗を遊んだ程度です。

まず良い意味で裏切られたのが、実際には50人以上のキャラクターが登場する点。公式サイトでは50キャラ+メインヒロイン格の案内嬢2人が紹介されているのですが、さらに「3P要員」とでもいうべきその他の女性キャラも存在しており、エッチシーンをバラエティ豊かにしています。まだプレイ途中ですが、全体で55~6名いるのではないかと。

なお声優はさすがに50人起用されていませんので、基本的に各声優が複数キャラを演じ分けています。ただ人数自体は多く、公式サイトで調べたところ未来羽、澄白キヨカ、このは、青葉りんご、桜川未央、水鈍なな歩、東かりん、杉原茉莉、高槻つばさ、中家志穂、香澄りょう、かわしまりの、野宮香央理の13名。3P要員などはもしかしたらこれ以外の方達が担当されてるかも…(エンディングを見ていないので未確認)。

また「成人男性しか入れないショッピングモール」という前提があるためそこかしこで乱交しているような懸念があったのですが、そのあたりはうまくぼかされていると感じました。例えば、ある店舗などでは人前で堂々と性交するような描写があるのですが、他の一般客は「羨望のまなざしでみていた」とト書きされています。これらの配慮があって「エッチな店員さんばかりだけど、実際に彼女たちとエッチしているのは主人公だけ」といった雰囲気が醸成されているように思います。

その一方、破瓜表現は徹底してスルーされています。幼い容貌のキャラなどは“不慣れ”であるように表現されていますが、処女かどうかは言明されず、また出血に関するグラフィック面でのフォローはいまのところないようです。このあたりがイヤという人もいるでしょう。

性交シーン1つあたりのボリュームですが、基本的にはCG1枚、その中の特定部分をクローズアップして別CG扱いで1枚というのが基本的な構成になっているようです。この組み立て方でも差分CGを駆使し、パイズリないしフェラ→挿入を表現しています。開発者の苦労は伺えますが、やはり使い回し感はぬぐい去れていないかな…。もちろん単独CG2枚のエッチシーンも一部であります。

シーンあたりの尺は、かつてのアトリエかぐや作品に親しんだ身としてはちょっと短さを感じるものの、ほぼ及第点。射精の傾向も、フェラやパイズリで1回、さらに挿入で1回と複数回行われることが多いようです。

ゲーム本編のシナリオは、店舗シナリオクリア時にもらえるスタンプの数に応じて進行。5店舗クリア達成ごとにちょっとした会話イベントがあり、前述の案内嬢2名との仲が進展していきます。ただゲーム内に残日数や選択可能数といった時間制限的な概念はないのでひたすらシナリオ読み進めていけばOKです。会話のテンポも良く、サクサクと性交シーンが見られます。会話中の選択肢なども少なく、あっても中出し・外出しを選ぶ程度…と書くとゲーム性を心配される人もいそうですが、気軽に遊べる抜きゲーとしてはベターな仕様だと思います。

また同じ店に複数回訪問できますが、会話やシナリオなどは変化しません。ただゲーム内パラメータ・実績である各キャラへの中出し・外出しフラグ、通算エッチ回数カウント、中出し時にもらえる“名刺”の収集などにチャレンジする場合は再訪問しなければなりません。とはいえこれらはあくまでもオマケ要素であり、新規CG開放などには関連しないのではないか、と想像しています(未確定です)。

このほか、ある特定のキャラをクリアすると、エッチシーン付きのサブイベントが発生することもあります。選択画面の空きエリアから察するにたぶん5種類。前述のゲーム内パラメータとあわせて、イマドキのゲーム的な仕様といえるでしょう。

とまあ、簡単にまとめてみました。キャラが多すぎて散漫になっている印象はあまりなく、また店舗を選べばかならずエッチシーンが始まるという一定のテンポ感が、ゲームとしての心地良さを産み出しているように思います。キャラの絵柄自体も非常に好みだったので、嬉しい誤算でした。

最後にも書いたゲーム内パラメータ関連はオマケ的要素なので過剰に期待してはいけませんが、エロゲーとしては新味ある仕様だと感じました。こういったシステム的なチャレンジはドンドンやって欲しいと思います。

2009/03/19

おしゃぶりアナウンサー、もしもこんなショッピングモールがあったら…の2本が到着

いろいろ迷ったあげく、3月に注文したゲームは合計5本(予定より1本増)。その第一陣となる19日発売作品が注文先から届きました。マリンの「おしゃぶりアナウンサー」と、SQUEEZの「もしもこんなショッピングモールがあったら!?いきます☆」(タイトル長いなぁ…)の2作です。マリン作品はここ5作品くらい連続して購入中。一方SQUEEZ作品は今回初購入だったんですが、「テックアーツ」系ブランドなのでシステム的にはおなじみでした。ぱいタッチとかと一緒のE.A.G.L.E.S.っていうシステムのようです。

ちなみにマリン系作品も、一般ユーザー向け名称はないもののシステムが共有化されてます。一番の特徴は、バックログ閲覧時に立ちキャラの表情なども再現されることかな? あと「メッセージ進行してもキャラ音声を切らない」というオプションも採用されてます。逆に見劣りするのは、セーブデータ画面でスクリーンショットを撮らないこと。また自分でテキストメモをつける機能はあるんですが、セーブ時の本編メッセージがセーブデータ一覧などには表示されないので、そういった面でもちょっと不便なんですよね。

改めて考えてみると、エロゲーにおいても操作性やシステム設定の柔軟さって重要ですよね。MS-DOS時代のエロゲーはオートモードなんでありませんでしたし…。最近も画面転換エフェクトのかけ方などが凝った作品もありますが、ここでよりドラスティックに進化してほしいですね。わかりやすいところではワイド画面対応、とか。あとコピープロテクトを兼ねて、Xbox LIVE的なネットワーク要素を入れてほしい気もします。実績システムのように「○○○というゲームのエンディングを全部見ました」とかが他のユーザーからも分かるとか。…でもこれをやるにはお金かかりそうだし、何よりエロゲーをやるユーザー男同士でフレンド登録してなんの意味があるの?みたいな話になっちゃうんだろうか(笑)

2009/03/09

エロゲー購入特典で迷う日々

エロゲー購入時におなじみの特典グッズ。特にポピュラーなものとして、ショップごとのオリジナル絵柄テレカがありますね。実際の売り場を見渡すと、製品におおよそ900円程度の価格を上乗せし、付属させていることが多いようです。ただ私個人としては「テレカ要らない派」でして、秋葉原で購入する際はテレカ無し販売をしているところでエロゲーを買うことがほとんど。追加料金払うよりは、ゲーム自体を購入するのにお金を使いたいと思ってしまうためです。

ただすべての特典が要らない、というわけではありません。原画集などの小冊子、ドラマCD、シーン追加ディスクといった特典は料金追加なく付属される場合が比較的多いので、心動かされ、欲しくなってしまいます。

これらの要素が入り交じるため、実際にエロゲーを注文する際は迷うことしきり。テレカ無し版を注文できない通販サイト、テレカ無し版しかないものの結果的に割高な通販サイトなどあるため、本当に迷ってしまいます。3月のエロゲーを果たしてどうやって買おうか…。1週間くらい、いろいろ考えちゃいそうです。

2009年3月のエロゲー購入予定

3月19日
3月27日
(本記事内のリンクは、いずれも商品公式サイトへのものです)

ほかにもいくつか候補があるのですが、一応。ここからさらに懐具合と相談して、本当に買おうか決めたいと思います。

ほぼ完全に購入を決めているのが、先日のエントリーにも書いた「シスターまじっく」。ここ数カ月は「いままで買ったことのないメーカーの作品を優先する」ようにしていたので、それに倣って。体験版をやってみて好感触だったのも決定打になりました。

その方針からいくと、残る対象作は「茉莉子さん家の性事情」。原画家は著名な方ですが、このメーカー作品は初めて購入することになります。ただブランドとしてまだ若い(2作目)ため実績は未知数、一押しの静止画アニメーションが(個人的には)あんまり趣味ではないという点で検討中です。

残り2作品は前述の方針とは異なり、完全なメーカー信用買い。おしゃぶりアナウンサーは原画が好み、なのだが同ブランド作品を盲目的に買いすぎているのでちょっとは考えた方が良さそう。対して麗辱の館は体験版をやったかぎり陵辱感が想像以上に強いので購入意欲が下降気味です。以上の2作品は余裕がなければスルーかな…。さすがに月4本は多いですし。――─というか2月に買ったエロゲーまともにやれてないです(笑) 「好きなときにプレイできる」という安心感を得るだけで終わってしまってるので、がんばって改善せねば。

2009/03/02

「エロゲー向きのネットブック」を考える

【10/01/03追記】
実際に購入しました。その顛末は「エロゲー用ネットブックをついに購入(正確にはCULVノートですが)」をご覧ください
【追記終わり】

当サイトは1日の訪問者数が数人という超小規模サイトなのですが、一応アクセス解析などをしています。その結果によると「ネットブック エロゲー」を検索キーワードにしてたどり着く人が少なからずいらっしゃるようです。どうやら以前書いた「2009年1月に買ったエロゲー」という記事中で若干触れた「忙しいからといってネットブックにインストールしたエロゲーを電車内でやるわけにはいかない」という文言がGoogleでヒットしている模様。うーん、わずかとは思いますが、ネットブックでエロゲーをやりたいという人は潜在的にいるのかもしれません。

ネットブックは低価格でそこそこのスペック。もしかしたら、PCは持っていないがエロゲーをやってみたい、ならば安いネットブックでいいのでは? と結論づける人もいるでしょう。私自身は仕事用ノートPCは持っているものの、エロゲーをインストールするわけにはいかないので(ゲーム名スタートメニューに表示されたりするので、他人に画面を見せる機会が少なからずある以上はインストール自体難しい)、自宅内だけで使うエロゲー専用ネットブックも若干気になっています。ならばと思い、エロゲー向きのネットブックがあるか、ちょっと考えてみました。

まず絶対条件となるのが以下の3つ。
  1. SVGA(800×600ドット)表示ができること
  2. 通常4:3のアスペクト比で作られているエロゲーを正しいスケーリングで表示できること
  3. それなりのストレージ容量
なかでも最重要なのは1でしょう。最近のエロゲーはほとんとSVGAを前提に作られているので、これができないとお話になりません。初代Eee PCは640×480なので問題外、また最新モデルでもHPのMini 2140などは1024x576ドットと縦が短いため、除外するべきです。デスクトップをスクロールさせることで擬似的にスペック以上の解像度で表示するユーティリティもありますが、これもあまりアテにはしないほうが良い、と個人的には考えます。

ちなみにこのスペックを満たしていても、各エロゲーをウインドウモードでプレイすると、実際にはタイトルバーなどの兼ね合いで画面外へはみ出てしまうはずです。ウインドウモードの場合は縦620ドットくらい必要になってしまうので、基本的にはフルスクリーンモードでのプレイが前提になると思います。

そして2ですが、これはIntel系のチップセットを採用した一般的なネットブックであれば、オプションで「アスペクト比維持」的な出力が可能だった…はずです、確か(違ってたらスイマセン)。注意しないといけないのは、工人舎あたりからでてるAMDのGeode系プラットフォーム製品などでしょう。店頭デモ機できちんと確認してから手を出すべきです。

最後の3はなかなか悩ましい問題。光学ドライブがないネットブックでは、インストールするためにネットワーク上にある別PCの光学ドライブを使うか、もしくはディスクをイメージ化してDaemon toolsなどの仮想ドライブソフトを経由させる必要があります。後者の場合は、インストールデータをディスクイメージの両方が一時的にストレージを占有するため、見かけ以上の容量を確保せねばなりません。2GBのゲームであれば、イメージ分としてさらに2GBは確実に必要でしょう。

聞いたところでは、ネットブックはそのOSのライセンスの関係上、SSDなら16GB、HDDなら160GBまでしかストレージを搭載できないそうです。SSDはディスクアクセスの面でメリットがありますが、重量級のソフトを何本もインストールすることができません。HDDなら容量面で安心ですが、気軽な持ち運びは難しくなります。SSD搭載モデルは若干割高な傾向もありますので、コストや現実的な運用を考えればHDDモデルが無難かも知れません。

以上を総合すれば、少しはエロゲー向きネットブックが絞られてきます。もちろんこれ以外にもバッテリー駆動時間や無線LANの仕様をどの程度こだわるかでも変わってきます。「エロゲーだけやれれば良い」とは言いつつも、なんだかんだで「寝転がってプレイするためにバッテリーは長持ちした方がいいとか、「エロゲー体験版をダウンロードするので無線LANは早いほうがいい」などなどの要望はでてくるはずですしね(笑) そうそう、OSはWindows XPのほうがいいでしょう。

これらを踏まえ、私なりにチョイスしてみたのはASUSのEee PC 1002HA(公式サイト)。10型モニター搭載、1.25kgとネットブックとしてはちょっと大きめの部類です。またスペック上のバッテリー駆動時間は4.1時間なので、うまくいけば2時間くらいだったらACアダプター無しで動作させられるかもしれません。自宅内だけならこの駆動時間で恐らく十分かと。なお価格はヨドバシカメラで52800円の10%還元。Amazonだと同価格でポイント無しですから、買うならカメラ量販を候補にいれるといいでしょうね。っとバッテリー駆動時間を重視するなら、前モデル(1000H)をあえて選ぶのもアリかも。

いろいろ書いてみたものの、若干の不安点もあります。最たる例は光学ドライブ非搭載である点。特に近年はゲームディスクのプロテクトの問題があるので、ネットワーク越しにしろ仮想ドライブ利用するにしろ、果たしてきちんとインストール&プレイできるかという心配はあります。このあたりは実地検証あるのみ、でしょう。万一私がネットブック買うことありましたら、ご報告したいと思います。