2009/05/28

リアルヘタレには辛かった「恋妻びより」。新作「なつドキ!ハーレム」は果たして…

 昨日のブログを書いていて、TinkerBellの「恋妻びより」という作品のことを思い出しました。2008年12月発売。しっかり者の人妻・由希乃が管理人を務める古ぼけたアパートを舞台にしたハートフルコメディ……というのが私の第一印象で、原画も好み。ホンワカしたテイストのタイトルロゴや、さらに予約キャンペーンなどを行っていたこともあって、購入しました。プレイ進捗度は全体の約3割といった程度。由希乃シナリオのエンディングを2つみたところでプレイ中断しています。

 その第一印象ですが、ゲーム本編を進めていくつれ、実際にはややズレていることを感じ始めました。レビューサイト(Media Clip)の感想もあわせてご覧いただきたいのですが、まず本作では旦那の存在がガッチリ描かれています。私がプレイした由希乃シナリオは、素行的にまったく問題のない旦那からヒロインを奪い取ることになり、さらに不倫(性交)の現場を押さえられて叱責される展開が待ち受けています。

 これはまあ現実世界を考えれば当然といえば当然の展開なのですが、私がたまたまもっていた第一印象が「ハートフルコメディ」だったこともあり、その予想以上のギャップに精神面で堪えてしまいました。加えて、ハーレム的展開を望んでアパート内の別の人妻の誘いにのるような選択肢を選んだら即バッドエンド。現実逃避派のリアルヘタレゲーマーな私はそこでくじけてしまったというわけです(笑)

 エロゲーの場合、特に私の場合は下半身丸出しにし、「抜きゲー」として各作品へと臨んでいる身。少しでも気持ちよくなろうと身構えている状況でそういった辛苦をみせられると萎えちゃいまして…。ハッピーエンドにたどりついたときの喜びを倍加させるために、シナリオライターのかたが仕込んでくれたエッセンスだとは思うんですが、私にとってはなかなか難しいところです。

 今思えば恋妻びより公式サイトでは男性キャラの立ち絵がきっちり紹介されていますし、旦那との性交をのぞき見るようなCGもありました。自身が苦手とする要素のヒントはあったわけですから、まあ原画に惚れた弱み、といったところでしょうか。

 そんなわけで、恋妻びよりと同じ原画家さんによる新作「なつドキ!ハーレム」が7月発売だそうです。いまのところ商品情報サイトを見る限りは、主人公以外の男性の影は無し。サンプルCGも3P以上のものが多く(男性器が2つ以上同時に映っているCGもない)、ハーレム感は確保されているように思えます。

 ただあらすじページで「(受験に成功するか、それとも)誘惑に負けて堕落してしまうのか」と言及されているので、悪ーいバッドエンドを想像しちゃっている自分がいます。願わくばお気楽な抜きゲーであってほしい……って、なんか最近こういうお祈りばっかりしてます>私(笑)

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