2009/05/01

MAGI「恋愛授業」クリア後の感想

 4月24日発売エロゲーの1つ「恋愛授業~教え子の誘惑~」をプレイしました。レビューや攻略関係のサイト未見のまま、とりあえず3種類のエンディングを確認。CG回収は一部残ってますが、回想モードがすべて埋まったので素人目線の感想を書いておきます。

 主人公は男性教師で生徒たちにも丁寧語を使うような好人物。しかしかつて教え子と恋愛関係?の問題を起こし、学園内で乾されているという設定(問題の具体像は明かされません)です。その主人公が再び、年下の教え子から告白され、性交していきます。

 コメディ要素はほぼ完全になく、主人公も一度は告白を受け流すなど、初性交までがかなり丹念に描かれています。なお公式サイトでは男性サブキャラが紹介されており、シナリオ中では恋のさや当てもありますが、彼らがヒロインたちと性交するシーンはない(はず)です。

 さて肝心の性交シーンですが、1つ1つのテキストボリュームは少なめ。複数枚のCGを使うシーンでも射精回数が1回だったり、あえぎ描写が抑えめだったりするため、抜きゲーとしては厳しいかも。私個人が、本作の前後に13cmの「キミベタ」をプレイしていた影響もあるかもしれませんが…。一応、性交を重ねるごとに卑語が増えたり、肛門性交に至ったりと、肉体関係は深化していきます。

 あとシナリオ・性描写関係で補足しておくと、主人公の顔はほとんど映りません(エンディングくらい?)。サブヒロインの後輩女教師とのエッチシーンはわずかながらあります。また定価2940円の低価格作品ということもあって、全体ボリュームはそれなり。エンディング分岐もそれほど難しくないと思います。

 またゲームシステム面はちょっと変わっていて、右クリックするとほぼすべてのシーンでコンテキストメニューがボップアップする仕組み。普通はセーブデータ一覧画面から抜けるのに右クリックが使えたりしますが、本作の場合は画面右下のもどるボタンを押す必要があります。またフルスクリーン周りの設定も独特(切替がAlt+EnterではなくCtrl+F)で、ウインドウモードで起動すると、中央に表示されずかならずデスクトップ左上にオフセットされてしまいます。もしかしたらオプション設定で変更できる要素かもしれませんが、マニュアルレスでちょっとわかりづらい部分であるのも事実かと思います。

 そんなわけで、個人的には「うーん、ちょっと…」という感じのデキ。絵柄はとても好きなんですが、やはり性交シーンのテキストボリューム不足が個人的マイナス要素でした。ただし抜きゲーではなく、まじめな恋愛ゲームをお求めの人には気にならないかもしれません。当方は「エロゲー公式サイトのサンプルCG紹介ページで、非エロCGが多い作品は買わない」くらい極端な思想の持ち主なので(笑) それを踏まえた上でのいち意見と捉えていただければ幸いです。

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